プロフィール

渡辺知子(Tomoko Watanabe)

東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。 卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。5年間ドイツに留学。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ドイツ歌曲科(伴奏法·解釈法)及び、ピアノソロ科卒業、同大学伴奏助手を務める。 ドイツ、スペイン、他ヨーロッパ各地で数々の演奏会、ラジオ (SWR 南西ドイツ放送)に出演。
帰国後は日本を拠点に、ソロ、声楽や器楽のアンサンブルピアニストとして演奏活動を展開する。 日本アンサンブルコンクール・リートデュオ部門第1位、日墺文化協会フレッシュコンサート最優秀共演者賞、友愛ドイツ歌曲コンクール優秀共演者賞、バーゼル国際歌曲コンクール優秀共演者賞、受賞。バーゼル国際歌曲コンクール公式ピアニストをつとめる。

後進の指導に熱心に取り組む。16年間、東京音楽大学非常勤講師を務め、カーラピアノスクールを設立、主宰。全日本ピアノコンクール、日本演奏家コンクール他、審査員。 日本音楽協会東日本支局副委員長。日本アート教育振興会「好奇心ラーナー」「ダイナミックマインド」認定講師。AIMS音楽スクール講師。

【講師の想い】
私は、ピアノを通して「自分らしく表現する喜び」と「自分で考え、選び、行動する力」を育てたいと願っています。
音楽は、嬉しい気持ちも、悔しい気持ちも、言葉にできない想いも表現できる、かけがえのないものです。自分の感じたことを音にのせ、それを認めてもらえる経験は、大きな自信につながります。そして、一人ひとりが持つ感性や物語は、世界にたった一つしかない宝物だと思っています。
私自身、高校生の頃、心が苦しく前を向けなくなった時期がありました。そのとき、ベートーヴェンの《悲愴ソナタ》を弾きながら、悲しみや絶望、怒りといった感情を音楽にぶつけました。音楽で自己表現をすることで困難を乗り越え、「自分はこれでいいんだ」と、自分自身を認めることができたのです。さらに、ピアノの先生に認めてもらえたことが自己肯定感につながり、再び前を向く力を与えてくれました。私にとって音楽は、人生を豊かにし、心を支えてくれる大切な存在です。
だからこそ、ピアノは演奏技術だけを学ぶものではないと考えています。レッスンでは、音楽を通して、自分で考え、自分で選択し、自分らしく表現する力を育んでいきたいと思っています。困難を乗り越える力、最後まであきらめない心、粘り強く努力を続ける力、失敗を恐れず挑戦する勇気も、その積み重ねの中で自然と身についていくと信じています。
私は、一人ひとりの音楽の物語を大切にしています。どんな音で表現したいのか、どんな景色が見えているのか、どんな気持ちを届けたいのか。その子自身の想いに寄り添い、多彩な音色で物語を奏でる喜びを感じてほしい。そして、自分だけの個性を輝かせながら、音楽を一生の宝物として楽しめる人に育ってほしいと願っています。
音楽は「音を楽しむ」と書きます。心から楽しみ、表現している人は、自然と大きく成長していきます。楽しいから続けられる。続けるから上達する。上達するから自信がつく。その積み重ねを大切にしながら、好奇心に寄り添い、頑張りを認め、温かく励まし、お子さまが自信を持って成長できるよう全力でサポートいたします。


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